海外からのチンキ剤の購入について
沢山の方々にご参加いただき
本当にありがとうございました。
一点生徒様よりご質問をいただいたので
シェアさせていただきますね。
英国のメディカルハーバリストが処方に使う
チンキ剤ですが、処方という形でなく
単品ハーブチンキを店舗から
購入されたい場合について。
1)どこで購入できるの?
2)比率/濃度(強さ)などはどこでチェックできるの?
1)どこで購入できるの? ①元々ハーブ専門店が少ない英国ですが
チンキ剤を数多く取り扱っているお店はもっと限られてきます。
ですが、100ml〜1Lなど(店舗によりけり)大きめのボトルでの購入も可能です。
②オンラインショップから購入
最近はこちらの方が主流でしょうか?
郵送については
お店によっては英国国外への郵送は行わないというところもあります。
と言うのも郵便局のサイトでは量やアルコール度数(24度/ ABV以上)では
国際郵送が不可と出ているのでチンキ剤の様にアルコール濃度が25度以上ある
品は国内のみ郵送可能となっておりまして、
チンキ剤の様に、25%濃度以上のアルコールが含まれている 液体を郵送するには、国際宅配便DHL等での配送となるかと思います。
この為、郵送料が非常に割高になります。
またハーブ関連の商品は国によって輸入の規制が異なり、
品によっては通関で停められてしまったりなども
起こり得るので、国外への配送は避けたいとのお店が出るのも頷けることろです。
とはいえ、
英国に知り合いがいる、知人が旅行で訪れるので
持って帰ってきてもらえるなどで
こちらにて購入して日本国内に持ち帰るという方もいらっしゃると思いますが、こちらもチンキ剤はアルコールが含まれる事から「ハーブエクストラクト」ではなく、アルコール液物との形で取り扱いになることも考えられます。利用航空会社によってアルコールが含まれる預け荷物の限度が異なりますので必ず確かめてくださいね。
またドライハーブの場合でも品種によっては日本では「医薬品」扱いになるハーブも多いですので、日本には持ち込み禁止となってしまう事もございます。
ご注意くださいませ。 実際にどんな形でチンキ剤は売られているのでしょう?
お店によりけりですが
・小瓶(ワンサイズ)で売っているところ
・30ml ~ 大瓶サイズなどお好みのサイズで購入できるところ
にて分かれています。
先日のオンラインチンキ講座でもご紹介した通り
(11月28日の奈良での対面講座でもご紹介しますが)
チンキ剤はお店によって商品によって強さ(濃度)が異なりますので
購入の際はここを必ずチェックしたいものです!
2)比率/濃度(強さ)はどこでチェックできるの?
ホーソーン実と Crataegus oxyacantha
ホーソーン花&葉 Crataegus laevigata
のチンキ剤の商品を見比べてみましょう。
今回画像等は
様のショップサイトからからお借りしております。

一方が1:2 25%

もう一方は1:3 45% の比率で作られていますね。
この様にハーブによって
お店/製造メーカーによって
チンキ剤の比率やアルコール濃度も異なるという事がわかるかと思います。
そうなんです、ハーブチンキ剤は
どこの会社(お店)から購入するかによって
作り方も違えば、その濃さ(強さ)も大きく異なってきます。
スタンダード(局方に載っているチンキ剤)の飲み方では
弱(薄)すぎ
る、あるいは強(濃)すぎるなんて
事もあるので、購入されたチンキ剤がどのくらいの強さで、
必要量はどのくらいか?等は必ずご確認の上でご利用くださいね!
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【対面講座・奈良】
・11月28日
初心者向けのハーブ講座(チンキ剤についてのご紹介もいたします!)
及びダイジェスト版の婦人科系の不調へのハーブのアプローチ講座
詳細は→ 香薬房 様のブログページをご参考ください。
🔰初心者様そして
テキストでは学んだことがあるけれど
しっかりと使いこなせるように個々のハーブをしっかり学びたい皆様へ:
→
個々のハーブの使い方、キャラクターを含め
じっくり学べる(プロが使うチンキ剤もサンプルにお持ちしますよ〜)
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